航空チケットは地元の旅行代理店で購入。往復で¥180,000だったと記憶している。
すべてが初体験。スーツケースを持つことも成田利空港に行くことも初めてのこと。
マイアミに滞在している友人K子の知り合いは、M子さんといい、現地の人と結婚してフロリダに住んでいる。 M子さんから日本製の電子ジャーを買っきてほしいとの依頼があり、電子ジャー持参での渡米となった。
成田からダラスまでは友人と隣の席だったが、 ダラスからマイアミはずっと離れた席だった。
すごく不安になるものだ。
なにしろダラスからマイアミの飛行機には日本人が私たち2人だけしか乗っていないのだから。
マイアミには夜の11時頃到着した。 機内から見るその夜景の美しさといったら!
飛行機を降りると真夏の夜の熱気を肌で感じる。
バゲージクレームに迎えに来てくれていたM子さんの夫の車に乗り、マイアミ・サウスビーチにあるパーク ワシントンホテルに行く。大好きなホテルだったが、今はBest Western系列のホテルに変わってしまっている。
車の中からみるマイアミの街の景色は、とても強烈な印象として残っている。
風になびく椰子の木、アメリカンなネオン、ライトアップされている歩道やホテル、すべてがとても美しい。
なぜか初めて見る感じがしない。とてもなつかしい感覚だ。
ずっとずっと深いところで、ここ知っている、そんな感じ。不思議な感覚だった。
マイアミは「危険」とか「怖い」「麻薬」といった印象がある。マイアミには、マイアミ市とマイアミビーチ市があって、マイアミ市、特にダウンタウンは危険だと言われている。マイアミビーチ市は観光地なので、人通りの多い道路を歩いている限り、そんなに危険な場所ではない。 目力を持って行動していれば大丈夫だ。
マイアミには5泊しかしなかったが、滞在中の1日、1分、1秒がどれもすばらしい経験で、見るもの聞くもの感じるものすべてが、自分の記憶に鮮明に焼きついている。
朝ビーチに行ったり、ダウンタウンやベイサイド、ココナッツグローブに行ったり、オーシャンドライブのバーに行ったり、M子さんの家に行ったり、本当に楽しかった。
蒸し暑い街の空気、アートデコ地区の街並み、開放的なビーチ、どこからともなく聞こえてくるラテン音楽、朝のホテルで出される甘いパンとコーヒーの香り、耳に入ってくる英語の会話・・・。すべてが心地よく「好き」なのだ。
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